【2022年4月22日 情報更新しました】
こんにちは!ちひろのブログへようこそ。
この記事では、
愛知県名古屋市にある御園座について解説します。
最近では、歌舞伎以外の演劇やお笑いライブなど、様々な公演が催されていますね。
- 御園座で歌舞伎を観てみたい
- 御園座について詳しく知りたい
という方のために、
2022年陽春花形歌舞伎の観劇記録を中心に、御園座のチケット購入方法や座席の種類等についてまとめてみました。
観劇前に是非参考にして頂けたら嬉しいです。
目次から好きなところへ飛べます
基本情報
1896(明治29)年6月に創業した劇場です。
2013年3月に閉館、
改装の後、2018年4月に新生「御園座」が誕生しました。

正面階段や劇場内ロビーの鮮やかな朱色が印象的です。
交通アクセス
愛知県名古屋市中区栄 1−6−14
地下鉄
地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅下車 6番出口より徒歩2分

6番出口を出たらすぐに見える場所にあります♪

JR・新幹線
JR名古屋駅で下車
→地下鉄・東山線「藤が丘」行きに乗車し、「伏見」駅で下車(名古屋駅の次の駅)
→6番出口より徒歩2分
座席
C席・D席
今回(2022年陽春花形歌舞伎)から、1,000円(D席)、2,000円(C席)で観劇できる座席が新たに作られました。
歌舞伎座の一幕見席よりも安い、破格の値段設定です!
しかし、残念ながら、チケット発売開始から二日後の朝には、Ⅽ席・Ⅾ席は売り切れていました。
陽春花形歌舞伎
料 金:S席12,000円 A席8,000円 B席5,000円 C席2,000円 D席1,000円
公演期間:2022年4月15日(金)~4月24日(日)
Ⅾ席…2階席の最後列
Ⅽ席…2階席の両端
ちなみに、筆者が観劇したB席の2列後方が1,000円のD席でした。

恐らく、眺めはさほど変わらないんじゃないでしょうか。

恐るべしD席のコスパ…
B席
B席とは、2階席の7列目以降の座席です。


少しわかりにくいかもしれませんが、ここから3列前の座席がB席の最前列(=2階席7列目)です。
6列目と7列目の間には広めの通路がありますので、7列目を選ぶと、前列の方を気にせずに見られます。
S席

幕に印字された「MITSUBISHI ELECTRIC」のあたりから1階席の後方まで、花道が続いています。
私は花道を近くで観るのが大好きなので、S席が一番のお気に入りです。

2階席は初めて利用しましたが、舞台全体を見渡せてよかったです。
もちろん舞台からの距離がありますので、役者さんを近くで観たい方は是非1階(S席)の花道近くをオススメします。
座席の種類と販売金額は公演によって変わりますので、詳細は御園座公式サイトでご確認下さい。
チケット購入方法
Web
- イーティックスデータファーム https://www.e-tix.jp/misonoza/index.html
会員登録が不要のサイトです。
座席選択可能です。
- チケットぴあ https://misonoza-ticket.jp
御園座オンラインチケットへの登録が必要です。
座席選択可能です。
両サイトとも、全ての座席から選べるわけではなく、限られた枠の中で限定的に販売されています。
選択できる席がそれぞれのサイトで異なりますので、比較しながら購入するのもお勧めです。
電話
御園座チケットセンター
052-308-8899
受付時間10時~16時 オペレーターさんが対応してくれます。
窓口
御園座切符売場(御園座タワー1階)
営業時間:10時〜17時
コロナウィルス感染予防対策
コロナ感染対策として、来場者には名前・住所・連絡先の記入、提出が義務付けられています。
エスカレーターで入場口に上がる前に記入し、チケットの半券と同時に回収されます。

お弁当

改装後の御園座では、座席でもお弁当が食べられるようになりました。

お弁当も観劇の楽しみの一つです♪


こんな感じの軽めのご飯もあります。
今回は30分の幕間が1度あるだけなので、公演前にお座席やロビー座席でお弁当を食べている方が多く見られました。

土日など混雑が予想される日は、時間を有効に使えるように事前予約しておくことをお勧めします!

お弁当の詳細→御園座公式サイト
コロナウィルス感染予防対策として、
劇場内では黙食が義務付けられています。
売店
御園小町
御園座1階(入場前)にある売店です。
どなたでも入場できます。

お菓子屋やお弁当の他に、歌舞伎グッズも販売されています。


歌舞伎座の品揃えにはかないませんが、歌舞伎グッズを見るのは楽しいですね♪
御園茶屋
お菓子やお弁当を販売している売店です。
入場後にあります。

前述のおいなりさんはここで購入しました。

小腹を満たしてくれるお菓子類やコーヒーなども購入できます♪
イヤホンガイド
2022年陽春花形歌舞伎では、700円(税込)でレンタルできました。
保証代金の支払・返金というシステムではありませんでした
(以前は1700円支払い、保証代の1000円が返金される仕組みでした)。
第一幕の「相生獅子」、「雪」という舞踊の型の意味や、衣装について細かく解説されていて、とても勉強になりました。
借りてよかったです。
最後に【観劇記録まとめ】
今回は、全体を通して初心者の方でもわかりやすい内容でした。
第一幕は舞踊です。「上 相生獅子」では、可愛らしいお姫様ふたりの美しい舞踊と最後の勇ましい獅子の舞踊が対照的で、とても印象深かったです。「下 雪」はとにかく菊之助さんが美しい、その一言に尽きます。
続く第二幕は解説「歌舞伎のみかた」です。その名の通り、歌舞伎の起源や次の身替座禅に登場する楽器や常磐津・長唄の説明をしてくれます。
そして第三幕の「身替座禅」は、コメディタッチのわかりやすい内容で、とても面白かったです。見どころはズバリ菊之助さんのひょうきんな表情です。第一幕でしっとりと美しい舞を披露した菊之助さんが、今度は女好きな浮気者役にガラッと様変わりしていました。また、第二幕の中で、使用される楽器の解説もされていて、聴覚でも楽しめました。
各演目の詳しいあらすじや見どころについては、また別の記事で紹介したいと考えています。

最後までご覧頂きありがとうございました。
今回の記事では歌舞伎の観覧記録を中心に、御園座さんを紹介させて頂きました。観劇時のご参考にして頂けたら嬉しいです。
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